送水管・屋内消火栓設備

Fire hydrant

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連結送水管設備・屋内消火栓設備について紹介いたします。

連結送水管設備・屋内消火栓設備とは?

火災には発生における経過段階があり、段階に応じた適切かつ迅速な対応が求められます。
連結送水管設備は、消防隊が本格的な消火活動を行う際に火災が発生した階まで送水するために、設置される設備です。
また、屋内消火栓設備とは、火災の初期消火を目的としたもので、人が操作して使用する設備です。

連結送水管設備

Connected water pipe

連結送水管とは、消火活動を行ううえで必要となる設備の一つで、消防隊が消火活動を行うために消火用の水を火災が発生した階まで送水するために、高層建築物・地下街等に設置される設備です。送水口、放水口、放水用器具格納箱等から構成され、火災時には消防ポンプ車から送水口を通じて送水し、放水口にホースを接続すすることで消火活動を可能にした設備です。

連結送水管の設置対象(消防法施行令29条)

防火対象物の(1)項 ~(18)項すべてが対象で、下記のいずれか一つが当てはまれば設置対象です。

①地階を除く階数が7階以上
②地階を除く階数が5階以上、かつ延べ面積6,000㎡以上
③地下街の延面積が1,000㎡以上
④延長50m以上のアーケード道路の用に供される部分を有するもの
 (自走式駐車場の建物、ショッピングセンター屋上駐車場等の自動車の道路)

屋内消火栓設備

Indoor fire hydrant

屋内消火栓設備は、火災の初期消火を目的としたもので、人が操作して使用する設備です。水源、加圧送水装置(消火ポンプ)、起動装置、屋内消火栓(開閉弁・ホース・ノズル等)、配管・弁類及び非常電源等から構成されています。屋内消火栓の種類には、1号消火栓、易操作性1号消火栓及び2号消火栓に区分され、設置する防火対象物及び水平距離が定められています。

屋内消火栓設備について

1号消火栓

従来から使用されている消火栓ですが、ホースを全て引き出さないと放水することができないため、操作には訓練を行った2名以上の者を必要とします。

易操作性1号消火栓

1号消火栓の操作性などを向上させたもので、1人でも操作できる構造となっています。

2号消火栓

1人でも操作できる構造と、放水量を1号消火栓より少なくし、より扱いやすくしたものです。主に旅館やホテル、病院など容易な消火栓操作が求められる場所に設置されています。

用途一例

Application example

プラント・工場

マンション(共同住宅)

商業施設

オフィスビル

ホテル

駐車場

飲食店

病院・福祉施設

倉庫

その他、様々なシーンに対応いたします。詳しくはお気軽にお問い合わせください。

施工の流れ

Flow

STEP.
01

お問い合わせ

まずはお気軽にお問い合わせください。
建物の平面図や介護申請の平面図、店舗図面等をお送りください。
仮お見積もりをご用意いたします。

STEP.
02

現地に向かい調査と所轄の消防と事前協議

所轄の消防の指導により、最終的な設置方法等は協議にて決まります。
建物により変更が発生した場合、再見積りとなる場合がございます。

STEP.
03

契約と工事に伴う打ち合わせ

契約を締結させていただきます。
その際、工程等の細かな打ち合わせを行います。

STEP.
04

施工開始

お客様と打ち合わせ後、作業の着手となります。